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本年もよろしくお願いいたします。1月の法要中止と定期総会は書面議決で…

しばらく投稿をさぼってスイマセン…

10月にはコロナ禍の影響で縮小ながらも報恩講をお迎えし、いつものお顔触れの方やしばらくぶりの方、そして初めてご縁を戴いた方のお顔も見えられ、予想を超えるご参拝の数に若干の不安を覚えながらもお寺を預かる住職としては有難さの中で務めさせて戴きました。

又、報恩講に先立ち修行しました住職の姉の33回忌法要には光明寺ご門徒御一同様並びに仏教壮年会様、仏教婦人会様、有縁の皆様より誠に過分なるお心遣いを賜りましたこと厚く御礼申し上げます。

報恩講以前より小爆発を見せていた新型コロナウイルスの感染者数がここにきて大爆発の増加を見せ、益々動きづらい世の中を迎え例年11月は「秋の永代経法要」を予定していましたが、コロナ禍の現状を見ますと中止にせざるを得ない状況となりました。

休座

6月の法要行事は中止致します

法要中止と消毒液お分けします➡お知らせです

新型コロナウイルスで世の中右往左往です

2月頃はまだ危機感がさほど無く、コロナウイルスっていったってインフルエンザみたいなもんで春には居なくなるだろ、と思っていたのがこんな事態になるとは思っておらず、まさにどう行動したらよいのかわからずそれこそ右往左往の日々です。「緊急事態宣言」が解除されたといってもその実感も心が解放される感も全く無く、相変わらず怯える日々が続きます。

公園で遊ぶ子供やスーパーマーケットでの家族連れに目を吊り上げ、自粛警察なる言葉もありました。マスクやトイレットペーパーの買い占めに奪い合い、この緊張下では仕方のないことかもしれませんが、このウイルス禍で初めて思い知らされることが多々ありました。

ウチの今春高1になった息子は4月に入学式を迎えさせていただきその後2日学校へ通ったところで休校になりました。今は家で朝から晩までユーチューブを見ながら暇を見て学校から課された宿題を、天気の良い日はのんびりと外で片付けています。

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写真の八重桜は前住職(父)が晩年買ってきた苗木を「植えろ」と言われ、たいした植栽の知識も無しに聞きかじりで植えてみたら見事に育っています。植えた当初は丈も1メートルほど、幹も親指の太さだったのが9年目には3メートルをゆうに超え幹も二の腕くらいの太さになりました。素人が植えたところですぐ枯れるだろう、と思っていたのがここまで育ってくれると嬉しく励みになります。

天候はいつにも増して不順で寒暖織り交ぜながらの日々、今は病院へ行きづらい最中ですのでくれぐれもご自愛ください。

ウイルス禍も始まったものはいつかは終わることを信じて、1日も早い終息を願うばかりです。ともに乗り切りましょう。

おかげさまでお寺の排水水洗化工事が行われています

 現在お寺では御門徒の皆様の尊いご懇念により排水水洗化工事が行われています。全ての排水は本堂東側に設置した浄化槽で浄化され、その後道路側溝へ排出します。同時に本堂廊下と第1庫裏等のトイレが今までの汲み取りから水洗化の工事も進められています。6月中旬には竣工の運びとなっていますので、皆様のお寺の新たに生まれ変わったトイレをご確認ください。車いすでも入れる多目的トイレも設置されます。

< 施工業者の皆様 >

大工工事:有限会社相澤建設様(住宅等数々の施工請け負っています。相澤建設代表取締役、相澤邦彦さんが当寺の御門徒で、今回の工事ではかなり無理を聞いてくれました。)

浄化槽設置工事:株式会社WAKOU様                給排水管布設工事:株式会社オカダ様

● 浄化槽設置工事 ●

~ 令和元年9月 起工式 ~

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 ~ 工 事 ~

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● 排水・トイレ水洗化工事 ●

~ 令和2年5月 起工式 ~

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~ 工 事 ~

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光明寺の中庭にあるこの無量寿碑は、現住職の兄貴(住職は次男で3人姉兄の3番目)が昭和50年3月に庫裏から出火全焼した際、12歳にして焼死し、その追悼として建立されました。兄貴が生きていたならば恐らく兄貴に寺を任せ、私はトラックの運転手をしていたかもしれません。トラック野郎に憧れていたので…。こうなったのは縁です。

↓は最後の汲み取り。永らくお世話になりました。

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工事の報告は進行具合により後日続きます。

春の永代経法要を行います。

法要のご案内←こちらをカチッと

コロナウイルスの蔓延で感染者続出の中、法要のような人が集まることを行ってよいのか悩みましたが、御門徒や有縁の方々と相談の結果、いつものお参りに見える方の数や顔ぶれなどを考え必要な準備を整えれば大丈夫ではないか、との結論に至り法要を行うこととなりましたが、ご心配な方はご参拝をやめた方がよいかと思います。ご信心も大事ですがお体の方がもっと大事であることをタレントの志村けんさんのご往生は教えてくれました。ドリフの中でも荒井注さんではなく志村世代の私にとって、志村さんはとても「死」とは縁遠く、復帰されるのが当たり前と他人事に思っていた矢先の驚きと悲しみの報せでした。私たちは私たちの尊い命を守ることを、志村けんさんの死を通して学ばなければいけないと思う報せでした。

様々な動きを見せる年度替わりの春ですが、世界中に感染の拡がりを見せるウイルス禍により大勢の人々が感染し、死に至る現実を報道で知るにつけ、昨今では大型台風や大地震の自然災害が多発し、まるで弄ぶかのようにを人の命が脅かされる要素が「これでもか」というように形を変え続々押し寄せ、年々地球規模での変化を感じさせられます。

今冬は3月中に殆ど雪が溶けてなくなるほどの記録的な少雪に加え高岡名物の吹雪がなくお参りに出るのが楽だ、と思っていた折のウイルス禍です。お寺の次男が先日中学校を卒業させて頂きました。卒業式は諸々省き15分ほどで終了し社会の現実を実感した次第です。

息子の高校入試は1日目に学力テスト、2日目に面接のはずがウイルス禍で面接が中止になり、息子には学力テストの1発勝負になってしまい合否は半々か?と発表の日を待っていましたがお陰様で志望校に合格でき当人や親もひと安心です。

12日にお参りにお越し下さる皆様にはくれぐれも出来る限りお気をつけ戴き、また、お参り出来ない皆様にも十分ご自愛戴き、この厳しい現実を共々に凌いでいきましょう。

臼杵で餅つき

御門徒の松本さんより臼と杵を御寄贈戴き、まずは寺族で餅をつきました。

IMG_0352 お湯で臼を温めています。

IMG_0355 もち米が蒸しあがるまでテレビでひと休みです。

IMG_0367 撞いて

IMG_0363 突いて

IMG_0366 なかなかいい感じです。

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餅つき機でも撞きましたが臼で撞いた餅とは違いますね。臼と杵で撞いた餅は風味豊かで粘り具合が柔らかく、機械撞きは次の日にはカチンカチンに硬くなりましたが、臼で撞いたのは丸1日経っても柔らか~~い。

IMG_0375 阿弥陀様へお供えしました。

この日記の公開日は今年の1月9日になっていますが、実際の餅つきは昨年の12月30日に行いました。ズボラでどうもすいません。

杵を振っての餅つきはかなりの重労働で、今年からはご門徒の皆様も御参加の上餅つきを行いたく、広くお呼びかけを致しますのでお付き合いの程宜しくお願い致します。

今年の報恩講はこんな塩梅でした

令和初の報恩講をお勤めしました。現在、当寺が所属している浄土真宗札幌組で報恩講参拝スタンプラリーが開催され他寺院のご門徒さまの参拝があるため、本堂内はそれなりの賑わいを見せていますが、報恩講スタンプラリーが無く、光明寺のご門徒だけであったらどんなに寂しい報恩講の光景であったでしょう。

ともあれ今年の報恩講についてご報告です。

先ずは雨の中での前日の準備風景から

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IMG_0074 R1準備打ち上げ

続きましては本番の大逮夜法要の巻:御導師は太美の松雲寺住職

御導師は太美、松雲寺ご住職の竹澤信也師

 大逮夜8 大逮夜3 大逮夜2 大逮夜5 大逮夜7

納骨堂総追悼法要

納骨堂法要

布教使様:三笠市善行寺住職 名和康成師

布教使2 布教使

 

暖房で暑い本堂で汗をぬぐいながら住職の御伝鈔拝読

御伝鈔

お初夜法要の巻・御導師はお隣の信教寺様新住職の石田えり子師

初夜 初夜2

 

光明寺恒例 余興の巻

余興に先立ち、今年8月に満100歳の長寿を迎えた当寺ご門徒の松本時男さんに対し本山より表彰され表彰状授与式を行いました。なお、ご本人は高齢者施設で療養中につき、札幌組組長の江別眞願寺住職の石堂了正様からご子息の明人さんへ記念品のお念珠を添えてお渡ししました。

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続いて、第1幕は恒例の「高岡手踊りサークル」の皆さんによる舞踊です。

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第2幕は初出演のスコップ三味線バンドB&B&G‐217 ‎」の登場です。B&B&G‐217 ‎」というバンド名は、「ババとババとジジで合計217歳」という意味だそうです。前出の表彰状を受け取った松本明人が中心となり、脇に上の踊りで登場の田村さん、宮北さんの3人で歌手、松村和子さんの♪かえって来いよ~ に合わせスコップと栓抜きを手にジャカジャカと場を盛り上げていただきました。

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第3幕はこれまた恒例のハズレなしビンゴ大会です。

仏教壮年会に皆さんに進行していただいています。

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2日目は朝7時より朝のお参り、朝ご飯の後10時より報恩講最後の満日中が勤められ全日程終了となります。役員の皆様によって後片付け、その後「直会(なおらい)」といい、余った食材を囲み一杯やりながらご苦労さんの宴が開かれます。

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出勤の御法中の皆様

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文書等で参拝のお呼びかけをしているのに何故お参りに来ないのでしょう?総代や当番地区の皆様が一生懸命に準備を行って皆様のお参りをお待ちしているのに…

年々参拝が減る一方で、御門徒の皆様は「跡継ぎがいてよかった」と喜んでくださいますが、数十年後に息子がお寺を継いだとして、そのころのお寺を取り巻く環境は一体どうなっているのでしょう?宗教に携わる人間として大きな声では言えませんが、親としては、息子が住職となった時に果たして寺院といえる体裁を保っているのか、非常に不安です。

 

浄化槽設置を伴う排水工事についてのお知らせ

標記工事はご門徒皆様のご理解と御尽力により9月13日に起工式を挙行し着工となりました。

現在は天候不順の中を施工業者により浄化槽が寺院敷地の東側(高岡郵便局側・建物裏側)へ設置の作業が順調に進んでおります。

皆様への御案内では、出来れば本年の当寺報恩講に使用開始し快適な環境で御参拝を戴きたいとの思いで総代の皆様が審議してまいりましたが、浄化槽以外の、主に便器を含む内装工事の着工が相当遅れる見込みでございます。

恐らくは増税による駆け込み需要により施工業者が多忙を極めていることと推察されます。

ご門徒の皆様から「トイレはもう水洗になったかい?」等々ご期待を戴くお言葉を賜りますが、内装ほかの第2次工事は10月下旬より着工予定となり、年内には竣工する見通しとなりました。

大変申し訳ありませんが、本年報恩講には従来の手洗いのままでご利用頂くこととなり不便を強いて申し訳ありませんが、現在使用の懐かしい手洗いも見納めとなりますので、この機会に目に焼き付けて御記憶に留めて戴けますよう御参拝をお待ち申し上げます。

息子とカートで遊んできました

皆さんご存知ないと思いますが、実は住職は時折りカートに乗って遊んでおります。車はヤマハの25年落ちのいわばクラシックカーですが。家庭を持ってからはなかなか行くことも少なくなり車庫の中で寝かせていましたが、2人の息子が興味が芽生える年頃になり「乗りたい!」とのたまうものですから、お寺から車で15分ほどの所に厚田の嶺泊という地があり(望来の少し北)そこに札幌のカートショップが運営しているサーキットがあり、住職がいつもお参りで乗っている軽のワゴンにカートを積みいつもそこへ行きます。

IMG_0016カート ←次男→IMG_0019

IMG_0022カート←作務衣で乗車の住職

でも、カートというのは走り出すまでがなかなか面倒で、

カートを車の荷台に積む(斜めにしながら・力仕事)→他工具やヘルメットやガソリンタンク等々一式を積む→現地についたらカートを降ろす(当たり前ですが)→タイヤに空気を入れる(毎回エアを抜かないとタイヤのバランスが崩れる)→ガソリンとオイルを混ぜて混合を作る→タンクに入れてタイヤを回しキャブレターへガソリンを呼び込む→スパークプラグセット…とここまで整ったらいざ走り出すのに押し掛けをしなければならないのです。最近のカートはセルモーターが搭載されていてつまみをひねればエンジン始動するのですが、私の所有車はなんせクラシックカーなのでセルなんて気の利いたものはついていなくて必死に押してエンジンを始動させます。涼しい時であればよい運動ですが、暑い時は地獄の苦しみです。次の写真がコース上でスピンし押し掛けの最中です。

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下は昨年の長男の走りです。

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走りを楽しんだ後は、タイヤの空気を抜く→ガソリンも全部抜きプラグも抜く(抜いてばかり)→ガソリンを垂らしたら石灰をまく→車に諸々積んで家に帰る→車に積んだカートを今度は車庫に全部降ろす。積んだり降ろしたり手間がかかりますが、楽しい遊びです。エンジンは空冷2ストロークの100ccで結構爆発的な加速もあり、何キロ出ているかスピードメーターがついてないので分かりませんが、直線では7~80kmくらい出ているのかもしれません。低い視線からの体感では100kmほどに感じられるかもしれません。冬のクローズ前にもう何度か行ければと…

YouTubeで動画がご覧になれます。時間のある方はお試しください。

こちらをポチっと→サッポロスポーツランドで」

 

8月16日にお盆のお参りを行います。納骨堂でもお参りします。誰でも来てくださいね。

こちらをカチッとやっておくんなまし➯盂蘭盆会のご案内と浄土真宗のお盆のはなし

御門徒宅へお参りに行きお寺での法要・法座へお誘いすると「私、不信心なもんで…」という言葉が返ってくることがよ~くあります。

網走番外地の「私、不器用な人間ですから…」を思い出しますが…。

ただ、その言葉を聞くたびに違和感を覚えます。

「不信心だからお寺へ行かない」というのはまるで

「体が悪いところだらけなので病院へは行かない」と言っているのと同じことでは?

文法上の理屈が通っていません。

私たちは、お腹が痛いから…足腰が痛いから、自分ではどうにもならないから病院を、医者へ足を運びます。

同様に、一番大事な自分の命の行く先は?私の亡き父母や兄弟姉妹、亡き友人、恋人や愛人の命は一体どこへ?皆さんの大事だった人々は「死」と同時に「無」となったんでしょうか?

それがわからないからこそお寺へ足を運び、わが命の行く先を聞くのです。

お参りに誘われたとき、皆さんの正しい答え方は、

「私は不信心だからこそお寺へ参ります!」の一言です。

お墓へ行き、納骨堂で亡き人へ感謝し、そして皆様の、

皆様の、

皆様のお寺へお参りしましょう!