ブログ│光明寺

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納骨堂開放のお知らせ

お盆も近づき納骨堂開放のお知らせを申し上げます。

8月5~20日 午前7時開門~午後9時閉門

どうぞご自由にお参り下さい。

8月16日(木)午後1時から お盆の納骨堂法要

 同日  午後1時30分から 盂蘭盆会法座(本堂)

誰でもお参り下さい。

納骨堂のお経をご希望の方は8月12~16日午前9時から(16日は正午まで)坊守か若院(息子)時に住職が常駐致しますので、納骨堂の水屋に設置のインターホン(写真左・納骨堂と本堂の渡り廊下)でお呼び出し下さい。

本堂側の玄関(写真中央)と寺務所(住職室・本堂横の廊下突き当り)にもインターホンを設置しましたので寺務所にご用の方はご利用下さい。

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お盆は尊い仏教行事であり、大切にしたい日本の伝統的風習でもあります。多忙な日々を送る私たちへ与えられた数少ない御仏縁にお参りをしましょう。

納骨堂のお参りと一緒に本堂の阿弥陀さまへも「お参りに来たでヨ」と御挨拶を致しましょう。

五万坪地区馬頭観音講 追悼法要

IMG_0003五万坪地区の馬頭観音講の追悼法要は例年、7月15日に行ってなっていますが、当日は大変な風雨で早々に延期になり16日の夕方に無事務めました。高岡に3か所ある馬頭さんの中で一番お参りが多く、賑やかに開催されています。昔は地域に子供が沢山いて下校後の子が一緒にお参りをしておやつを貰ったものですが、高岡も少子化が著しく進行している中、写真をご覧のように小さなお参りが見えました。きっと大きくなり高岡を離れることになってもここでお参りしたことを覚えていてくれるでしょう。それにしても今年は寒く雨天が続き、この日も7月中旬にしては肌寒い日でした。本州では40度に迫ろうかというほどの暑さのようですが、北海道に5度くらい分けてくれればお互い助かるだろうに日本は狭いのか広いのかよくわかりません。西日本では集中豪雨により13府県で200人を超える方が命を失い、行方不明者は約50人。避難所に身を寄せる方は6000人に迫ろうとしています。狭い国土故、まるで山を背負うように人が暮らしているような場所も見受けられます。ニュースを見た折、避難を呼び掛けはしたものの「まだ大丈夫」と逃げ遅れ、結果犠牲になった方もいたようでした。行政から避難指示は出ていたことと思うし、ここ数年異常気象による自然災害が多発していることが教訓になっているはず、と私は思いました。しかしいざ危機が目前に迫ると人は「まだ大丈夫」と思うしそう思い込みたいのかもしれません。私にも思い当たる節があります。体調不良に陥っても「明日には治っているかも」と自分勝手に決め込んでいました。その繰り返しの中40代半ばに差し掛かりいよいよ内臓疾患により入退院を繰り返した時期がありました。決定的な事態を恐れ「何でもないだろう」「ただの気のせい」そう思い込むようにしていました。今回の災害は、正しい認識を持てば防げたはずの命も沢山あったのではないかという気がして仕方がありません。人は時折間違いを起こす、という意識がもう少しでもあれば結果は違っていたかも知れないと思うととても残念であり、何も力になれない身としては、只々被災者の皆さんが笑って暮らせる日が戻ることを願うばかりです。

今年最後の馬頭講は今月20日午後2時から高岡の地藏沢地区で行われます。

中央馬頭観音講 追悼法要

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毎年決まった7月7日に中央馬頭観音講の追悼法要を行いました。夕方とはいえ、7月とは思えない冗談でなく本当に寒い日でした。(写真は昨年のです。昨年はうだるような暑さでした)昔は鬱蒼とした雑木林だった当所へ開拓に入り耕作地にする為一本一本木を切り倒し、その木を運ぶのに馬の力を借り、ようやく畑が出来ると耕すのにも馬の力を借り、当時の農作業は馬がいないことは考えられない時代だったでしょう。その馬が伝染病と思われる病気で多数が死んだと聞きました。又、力尽き命尽きた馬もいたことでしょう。高岡地区には3か所の馬頭観音の碑が建立され講員によって護持されています。しかし、講員も年々高齢化が進むと同時に農耕馬の恩恵を知らない機械化の世代に移り、追悼碑の維持や法要の実施にご苦労が増えゆく中、今月15日午後5時からは五万坪地区馬頭講で同20日午後2時からは地藏沢地区の馬頭講がそれぞれ追悼法要が営まれます。現代農業も苦労が尽きないこととは思いますが、それでも先人の苦労があったからこそ今の私たちの苦労もあるが、幸せもあることと思います。馬頭講にお参りする度、継続の有難さと難しさを感じます。

平成30年7月6日

平成30年7月6日朝、オウム真理教教祖の他信者6名の死刑が執行されました。突然の報道に驚くと同時に何とも表現し難い感情が込み上げてきました。とにかく嬉しさや安堵は一切なく、一体何故あのような前代未聞な事件が次々と惹起されたのか、刑死したことによって事件の肝要が当事者の口から語られれことなく真相が不明のまま事件の終焉を迎えようとしています。恐らく残る死刑囚も近々刑が執行されるでしょう。誰もが知る「坂本堤弁護士一家殺害事件」「松本サリン事件」「地下鉄サリン事件」「公証人役場事務長逮捕監禁致死事件」を含め立件の可否を問わず41もの事件を起こし「ポア」という言葉がオウム事件でスポットライトを浴びましたが、本来ポアの持つ意味は、資料ではチベットではポワといい、死後に迷う事なく良い来世に向かわせる為に死に瀕した者の耳元で経文を称えるなどの特殊な作法の事とあります。実際に以前の浄土真宗では「臨終法話」といい人生の終わりに臨まんとする人に対し安心して成仏を遂げられるよう耳元で法話を行うことがあったようで、両者共に仏教儀式として理解を得られることと思いますが、オウム真理教は教団独自の偏った目的を達成する為「ポア」の意味を拡大解釈且つ仏教教義を捻じ曲げ、あたかも仏の教えに沿っているかのごとく殺人を正当化したように思えます。一連のオウム事件では30人を死亡に至らせ6917人以上を負傷させました。殺人は人の命を奪うと同時にその人の有ったはずの時間も奪います。喜びを享受する時間、悲しみの時間、時には辛苦を味わい楽を味わい、それらの時間を一瞬に奪ってしまう。一命をとりとめてもサリンの事件でいまだに麻痺に侵され寝たきりの状態の方もいらっしゃいますが、同様に時間と可能性を奪われたことと私は思います。「なぜ私が?」「なぜこの日に?」「なぜこんなことが?」「なぜ…なぜ…なぜ…」 今回の執行で一連のオウム事件に一つの区切りはついたかもしれないが、被害に遇われた当事者にとっては刑が執行されたことで尚一層終わりのない時間が続くことと思います。限りなく通過点に近い一区切りを迎え、死刑執行されてなお、釈然としない死刑という不思議な制度を感じた日でした。

日帰り研修旅行に行ってきました

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毎年恒例の日帰り研修旅行を6月24日に総勢22名で行ってきました。今年は厚田~浜益~月形と回ってまいりました。先ずはこの度住職が交代された厚田本照寺様へ参拝を行いました、が、当日御住職は葬儀ということで不在で、急遽、前御住職にお参りとお寺の縁起などのお話をお願いしました。前御住職はお口がお達者で色々お聞かせ下さいました(添乗の身としては時間が気になり「もうそろそろ」と心の中で呟きながら)。その後、本照寺様の坊守さんや総代、御門徒の方よりお茶の御接待を賜り、皆様で写真に納まりお寺を後にしました。続いては道の駅 石狩あいろーど厚田へ向かいました。札幌から石狩を経由し海沿いを走るの国道231号線は自然の景観が望める風光明媚な路線ながら今まで道の駅が無かったことが不思議でしたがついに今年4月新名所がオープンしました。既に行かれた方からは「なんもないヨ」と聞いておりましたが、建物自体大きくはなくても「なんもないことはなかったな」というのが感想です。未訪問の方は是非どうぞ。少しずつ週末の渋滞も緩和してきたようです。次に昼ご飯を食しに浜益の民宿日本海へ、ビールを片手に甘エビ定食を堪能する人や、甘エビには手を伸ばさず空酒の人も。近所のふじみ屋で看板商品のどら焼きを買い込み一路月形へ。浜益の一番の思い出は寒かった。月形には「月形樺戸博物館」という樺戸集治監(現在の刑務所)の開監から廃監までの歴史資料が展示してあり,日頃の運動不足で重い足を引きずりつつガイドさんの説明を聞き何とかついて行きました。バスのそばまで見送って下さったガイドさんに手を振り博物館を後に本日最後の行程の道の駅とうべつへ、昨年オープンしたばかりの道の駅とうべつは石狩とは違いとても広々としており、行程最後ということもあり滞在時間を決めずに思い思いに過ごして戴きました。名残惜しいのとあとは帰るだけという気楽さからか、話に夢中になる人あり、そんな中「もう帰りたいんだけど」という声もちらほら聞こえお土産片手に帰路へ着きました。ここの美味い蕎麦も美味そうな牛タンもなかなか立派な値段でした。皆無事にお寺へ到着し解散となりました。昨今はバス代や色々と経費が上がり、参加費も少しずつ増額をお願いし心苦しいことではありますが、年に一度ということでご勘弁願います。又、来年も引き続きよろしくお願い致します。

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6月21日 見真大師降誕会法要

浄土真宗の開祖、親鸞聖人のお誕生を共に慶び、お念仏をお勧め下さった御恩に感謝を申し上げる降誕会法要を、市内真宗連合会ご寺院の皆様に参勤の上勤めました。お参り後は「成年後見制度」の講演に続き、光明寺の仏教婦人会の御協力によりお斎(食事)をお参りの皆様と戴きました。

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成年後見制度の講演を開催しました

見真大師降誕会法要後に「成年後見制度」についての特別講演会を実施しました。先ずは石狩市社会福祉協議会より専門員の細谷義江さんより様々な実例を交え余り耳なじみのない成年後見制度について講演を戴きました。続いてボランティア団体の石狩後見サポーターズの皆様より、「♪聖者の行進」を替え歌にしたり実例紹介の紙芝居を用いて限られた時間の中で大変分かり易く活動内容を紹介して戴きました。成年後見制度は多くの場合、高齢化などにより判断能力の衰えがみられる方などへ経済的な不利益を被らないために、指導や助言、時には当人に代わり様々な官民の手続きを行うそうです。石狩後見サポーターズはその社会福祉協議会のお手伝いを無料で奉仕されている市民の団体です。お参りの方は頷きながら、或いはメモを取る方もいたりと、今回初めての試みながら関心を持って戴けたようでした。石狩後見サポーターズ代表の江崎芳雄さん(中央写真の右端でマイクを持つ方)とのお付き合いは平成27年に奥様の豊子さんを亡くされその際ご葬儀を勤めさせて戴いたご縁に御門徒になられたことに始まります。現在も毎月の御命日にお参りに伺い、四方山話のなかに今回の活動のことを聞きお願いした次第です。江崎さんはこの活動に精力的に向き合い、時折、所有のキャンピングカーで道内外を旅をされているそうで益々漲るその気力に49歳の若輩(住職)は時に圧倒されます。

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毎年恒例の日帰り研修旅行にご参加ください 6月24日(日)出発

今年の日帰り研修旅行は6月24日(日)に、厚田の本照寺様を参拝します。他には新規オープンの「道の駅 石狩あいろーど厚田」「月形樺戸博物館」「北欧の風 道の駅とうべつ」に立ち寄ります。好きな方は出発と同時に缶ビールで乾杯。「研修」とはいいつつ遊び中心の旅行ですので、お気楽に御参加下さい。研修旅行のお知らせ

札幌組「報恩講参りあい」スタンプラリーのお知らせ

 

光明寺が所属する札幌組(札幌市・石狩市・当別町・新篠津村・江別市・北広島市・恵庭市・千歳市)では昨年より「報恩講参拝スタンプラリー」を行っています。皆様のお住いのすぐ近くに案外同じお西のお寺があるかもしれません。スタンプラリーの台紙は光明寺で無料配布致しますが、気張らず2か寺でも3か寺でも、あくまでもご自分の都合と合わせながらご参拝下さい。参拝寺院数によって記念品も用意しています。皆さんで「報恩講の参りあい」をしましょう。今年より光明寺でも受け入れを行います。札幌組スタンプラリー

6月21日午後1時30分より見真大師降誕会法要にお越しください。

浄土真宗の開祖、親鸞聖人のお誕生を共に慶ぶ見真大師降誕会法要を石狩真宗連合会会員御寺院(お西・お東・興正派)の皆様御出勤の上行います。法要後は「石狩後見サポーターズ」の特別講演会や、仏教婦人会御協力によりお斎(おとき=食事のこと)の御接待がございますので、老若男女皆さんお寺へお越しください。交通手段のない方は出来る範囲で送迎を行いますのでお寺へご一報ください。ご案内

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